2017-10

★ 涙の数だけ……きっと…… ★ - 2010.09.06 Mon

今日も今日とて……。

今はただ一言……、

メタモルフォーゼ

            ありがとう!!
        メタモルフォーゼ!!

こばとの海事レベルがいよいよ52に到達しました……。

こばと52

夢見て、憧れた戦列艦……いよいよ軍人として本当の意味での第一歩を踏み出そうとしている我らがこばと様……ですが、その顔は喜びも半分、少し寂しそうにもみえます……。

そう……新たな船に乗るということは、今まで乗り続けたメタモルフォーゼとお別れしなければならないのです。これまでずっとこばとと困難を共にしてきた戦友との別れ……。
リスのアパではタマゴと真桜が駆けつけてパーティーの準備をしてくれているようですが、こばとは一人外に出ると酒場に入ってメタモルフォーゼとの思い出を反芻するのでした……。

こ 「そういえば初めてフォーゼに乗ったときはドキドキしたっけ……」
? 「へッ……コッチは主がお前みたいなチビ助でガッカリしたもんだけどな!!」

不意にこばとの耳に届いた謎の声。姿は見えない……酒場の人も誰も声に気づいていない……その声が聞こえたのはこばとだけ。それでも、その声が誰のものであるのか、こばとはすぐに気が付きました。

こ 「メタモルフォーゼッ? どうして……」

聞えるはずのない、戦友からの声……。

メ 「どうやらガレーの神様が最後のお別れをさせてくれたみたいだな」

そんな事があるのでしょうか? しかし声は確かにはっきりと届き、メタモルフォーゼが続けます。

メ 「俺はよう、タマゴの姐さんが俺を造ってくれたときはそりゃ嬉しかったモンだぜ。なんたってラロワを乗り回している熟練の船乗りがわざわざレアルの俺を造って何をしでかすつもりなのかってな」
こ 「……………………」
メ 「それが蓋を開けてみたらどうだよ……乗るのは姐さんじゃねぇ、海に出たばかりのチビ助ときたもんじゃねぇか。そりゃぁ、ガッカリしたもんだぜ!! こんなチビ助が俺を乗りこなせるのかってな!!」

メタモルフォーゼの声がどこか懐かしげに、笑みを含みます。

メ 「だけどよ、チビ助と一緒に海に出てそんな心配はすぐに消えちまったよ。そして、守りたいモノの為に、超えたいモノの為に死に物狂いで頑張るお前を、俺の力で一人前にしてやろうじゃねぇかって気分になっちまったのさ。覚えてるか? 俺に乗ったお前が一番初めに何をしたのか?」

もちろん、忘れるはずがありません……これから共に戦っていく戦友を少しでも傷つけないために、こばとは真っ先にカリブ海へと赴き、回避上げを行ったのです。

回避と

メ 「そんとき俺は思ったのさ……このチビ助は誰よりも船を大切にしてくれる船長なんだって、な。そんな船長の為に一肌脱がねぇ船は、船である資格なんてねぇのさ」
こ 「……うん……」
メ 「もっとも、位置取りが悪すぎて回避上げが終わった頃には、クリ喰らいまくって俺の身体はボロボロだったけどなッ!!」
こ 「ご、ごめ……まだあの時はへたくそで……」

それからも二人の戦いは続いていきました。

こ 「模擬戦にも一緒に出たよね^-^」
メ 「おうよ……周りはみんな戦列・装甲戦列だらけ……正直焦ったぜ」

模擬と

メ 「コッチは機動力が持ち味の薄っいガレーだぜ。相手の砲撃が痛いったらありゃしなかったぜ。でもよ、チビ助に恥はかかせられねぇっていつもより張り切っちまってよ……次の日は筋肉痛だったんだぜ!!」
こ 「あはは」

笑い声を上げながら、こばとは一人唇を噛み締めました。そうしなければ涙がこぼれてしまいそうで……。それからも海事修行は続き、ジェノ商狩り、紅海、ペルシャ湾……少しずつレベルアップしていったのです。

メ 「ホント、ここまで色々あったよなぁ……」
こ 「そだね……」
メ 「まぁ、アンティル・南米遠征は散々だったけどな!!ww あいつ等、容赦なかったもんなぁ……」
こ 「う、うん……」

周航と

メ 「ま、それだってこれからのチビ助にはいい経験だよな……世界が広いって知ってる奴は、まだまだ強くなれるってもんさ」

メタモルフォーゼとの思い出を反芻すればするほど……別れ難い気持ちがこばとの胸を締め付けていきます。だからこそ……、

こ 「わ、わたし……ッ!! 戦列乗るの止める!! これからもフォーゼと一緒に……」
メ 「へへ……嬉しい事言ってくれるじゃねぇか……だがよ、それは認められねぇな」

こばとの言葉をメタモルフォーゼは静かに否定するのでした。

メ 「さっきも言っただろ? この海は広い……その海を駆けるにはもう俺の力では限界なのさ……お前にはお前に相応しい船が待っているじゃねぇか?」

それはきっとタマゴが用意してくれたこばとの新しい船・白さんから引き継いだ公用戦列艦【プリマ・マテリア】のことをいっているのでしょう。

メ 「だからよ、お前は俺に気をつかわねぇで、その海を新しい船で暴れてこいや!!」
こ 「…………うん」

ついに堪えきれずに零れ落ちた涙が、こばとの視界を曇らせます。
真桜と共にタマゴに引き取られたその日から、自分の手で真桜を守れるようになるまではもう泣かないと決めていたのに……。

メ 「泣くんじゃねぇよ……チビ助。涙で曇った視界には、帰るべき港の光は届かないぜ」
こ 「な、泣いてなんかないモン……」

強がるこばとにメタモルフォーゼが優しく微笑みかけ……、

メ 「そろそろ時間のようだな……」
こ 「!!」
メ 「最後にこれだけ言わせてくれ……俺はよ、きっと世界で一番船長に恵まれたラ・レアルだったぜ。だから、ありがとよ……」
こ 「わ、わたしも……きっと世界で一番ラ・レアルに恵まれた船乗りだったッ!!」

そう張り上げた声と共に、霞んでいくメタモルフォーゼの声が微かに届き……そして気が付くと、こばとは一人酒場のテーブルに座り、店の喧騒の中にいるのでした……。

夢だった……

今のは本当に夢だったのでしょうか?
それは誰にも判らない……。
こばとは席から立ち上がると濡れた瞳を拭い、

こ 「……約束するよ……」

それだけを呟いて、タマゴと真桜が待っているアパへ駆けていくのでした……。


★押してくれると嬉しいな★



       …………………………

ラストメッセージ



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● COMMENT ●

メタモルフォーゼよ永遠に

な!なんだ!
この目から流れ出るものは!!

これからは・・・

メタモルフォーゼに代わって、私がこばと様を
守る船になるぜ!!!

・・・え?
プリマ・マテリアがいるから、私に用は無いって???

そ、そうですか・・・メソメソ

No title

長かった海事修行……。
メタモルフォーゼとの思い出がいっぱいありすぎて、思わず過去を振り返って徒然と書いてみました^-^:
ガレーは癖がありますが、乗れば乗るほど愛着がわくというものです!!しばらくはガレーとはお別れして【プリマ・マテリア】のお世話になりますが、またレベルがあがったらきっと……。

涙のあとにはきっと……まだ見ぬ新しい世界が待っている!!

No title

いつもROMしてるものですが、今回はちょっと臭いけど、なんだか心にジーンときてすごく感動しました!

これからもたまにこんな創作小説っぽいもの期待してますね!

No title

思い入れのある船ってありますよね~^^

自分も使う機会は限られているのですが
ロイフリがめっさ好きです♪
あとはもう乗ることはないですが、
商大スクが乗り換える時に後ろ髪
引かれる思いでした・・・

メタモルフォーゼが次の持ち主に
大事に引き継がれるといいですね♪


No title

通りすがりんぐさん^-^

始めまして^-^ ようこそいらっしゃい&カキコありがとうございます!!
アソビに来てくださる方々のカキコがなによりの活力でございます♪
本当はもっともっといっぱい書きたいこととかあったんだけど、ダラダラ書くのもどうかと思い、このようにまとめて見ました(書きながら自分で泣きそうになっていたのは内緒の話^-^:)。
頑張ってレベルを上げて、苦労してためたお金で買った自分専用の船……いずれは乗り換えなければならないと判っていても、別れはいつでも寂しいものです。
こばとのメタモルフォーゼも性能以上の【見えないチカラ】を発揮してくれていたと確信しております。
船乗りがいるから船がいて、船があるから船乗りがいて……これから乗る【プリマ・マテリア】が見えないチカラを発揮してくれるよう、大切に、だけど持てる能力の限界まで使っていこうとおもいます!!

こんな内容ばかりですが、いつでも遊びに(面白ければカキコなんかもww)きていただけると嬉しいです^-^

ショウノさん^-^

海事に関わらず冒険・交易船も乗り換えるときは後ろ髪引かれますよね。タマゴはずっとジーベック(じ~太君という名前でした^-^)に乗っていましたが、商大スクーナーに乗り換えるときは結構迷ったものです^-^

効率・性能を考えればいい船に乗るのが当然の選択……だけどみなさんタマゴやこばとと同じように自分の船を大切に、愛着を持っているんだなぁと改めて実感でき、ちょっと恥ずかしながら今回のような内容にしてみて良かったと思います^-^

追伸・
メタモルフォーゼはまだタマゴの手元にあるんだよなぁ……この名前を受け継いで乗ってくれる人がいないかな^-^ そして、永遠にB鯖で生き続ける船になってくれたら素敵なんだけど……。


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Author:タマゴ
活動場所 B鯖 ヴェネチア
所属商会 ★たまご倶楽部★

冒険&収奪メインで航海中。最近は出番がめっきり少なくなってますww

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