2017-05

★ 真桜ちゃんの日常 だゾ ★ - 2014.05.11 Sun


 今日も今日とて……

 タマゴファミリー唯一の良心・・・真桜ちゃんの朝は早い。
 商会の帳簿から生産日記、タマゴやこばとが航海で使用した経費の管理まですべて真桜ちゃんが管理してくれているのため、朝から晩まで働きづくめなのである。
 昨晩も溜まった帳簿の整理が大変でいつの間にか眠ってしまっていたようです^^

寝てた


しかもタマゴがEUにいる時などは、真桜ちゃんのアパに転がり込んで一日グータラしているため、

タ 「真桜ちゃん~お腹へったぁ・・・」
真 「はいはい^^ すぐ作りますね^^」
タ 「ま、真桜ちゃん! お金を少し・・・貸してください^-^:」
真 「またポーカーで負けたんですか^-^:」
タ 「真桜ちゃん真桜ちゃん! ちょっと匿って!」
真 「もう^-^: さっきからピエール君が探してましたよ^-^:」

と、こんなカンジで大忙しであるが・・・それでも文句の一つも言わずにせっせと家族のために頑張る真桜ちゃんは誰もが認める優等生! タマゴやこばとが憂いなく航海できるのは真桜ちゃんがいてこそなのだ。

真 「さて、と! 今日も一日頑張るぞ^^」

 ベッドで爆睡し続けるタマゴを幸せそうに見つめ、それから真桜ちゃんはタマゴの為に朝食の準備を済ませると、セビリアの街へと出かけていくのであった。





 こばとと共にタマゴに救われてから、もう幾つの月日が流れただろうか・・・。
 
 あの悪夢のような日々。自分には未来はないと思っていた・・・生きる意味さえ見つけられず、ただ痛みと屈辱に耐えるだけの日々。
 そんな世界をタマゴが壊し、救い出し、自分達にも未来は続いているのだと教えてくれた。もしもタマゴがいなければ、今の自分達はない。真桜ちゃんにとって【誰が何と言おうと】タマゴは掛け替えのない光そのものなのだ。

 そんなタマゴの為に自分にできることはなんだろうか? 真桜ちゃんにはこばとのように戦いを通じて成長する素質はない。ならば・・・
 自分にできることは、タマゴやこばとが憂いなく航海できるように裏から支えてあげる事しかない。
 それからの真桜ちゃんは必死だった。
 航海に必要な食糧を確保するために調理を学び、痛んだ服を仕立て直すために縫製を学ぶ。中でも真桜ちゃんが一番に力を入れたのが、主に危険な戦いに身を置くことの多いタマゴやこばとの為に武器を調達できる鋳造であった。
 
 そして今やその技量は宮廷付の鍛冶師と同等とまで言われるほどになっていた。
 もっとも・・・真桜ちゃんがその腕を振るうのはタマゴやこばと、そしてセビリアの街の道具屋などに卸す細々としたものだけなのだが。

道具屋に


 利益を求めず、街のみんなの役に立ちたい・・・真桜ちゃんの望みはただそれだけなのである。

道 「おぅ真桜、いいところに来てくれた! 急ぎの仕事なんだが引き受けてくれないか?」
真 「急ぎ、ですか?」
道 「あぁ、3日後までにダガーを50個ばかり用立ててほしいんだ。数が数だから街の工房に頼もうと思ったんだが・・・」

そこで道具屋は一度口を閉じると眉間に皺を寄せ、

道 「道具屋の安仕事なんて引き受けられるかと断られちまってな。前の主人はいい奴だったが、息子のガーネットに店を任せてから融通が利かなくなってな」

 その名前は真桜ちゃんも聞いたことがあった。なんでも鍛冶師の腕は先代をはるかに凌ぎ、王宮への依頼も多くこなしているため、王宮専属の次期宮廷鍛冶師は彼になるであろうと噂されているほどだ。

真 「判りました^^ 3日後ならなんとか間に合うし、私で良ければ引き受けさせてもらいます^^」
道 「いつも悪いな・・・それじゃあ頼んだぜ!」

 道具屋との取引を済ませ、必要な材料を調達すると真桜ちゃんは工房も兼ねているアパへと帰ってきた。

タ 「真桜ちゃん、お帰り~」
真 「ただいまです^^」

アパに戻るとタマゴが椅子に腰かけ、熱心に本を読んでいるところだった。一体何をそんなに熱心に・・・と思ったら、タイトルは【これで貴方もギャンブラー! ~ポーカー必勝法~】であるww

真 「今度は勝てるといいですね^^」
タ 「うん!!」

 力強く頷くタマゴに微笑み返し、真桜ちゃんは綺麗に平らげられた朝食の食器を片づけると街で買ってきたお茶の用意を始めた。
 普段、タマゴもこばとも外洋に出かけている事が多いため、ゆっくりと顔を合わせていられる時間はそれほど多くない。そのため、別段何をするわけでもない・・・それでもこうして一緒の時間を過ごせることは、真桜ちゃんにとっては何物にも代えられない至福の時なのである。

 静かで、暖かな午後のひと時。
 不意にアパのチャイムが鳴ったのは、何杯目かのお茶のお代わりをカップに注ごうとした時だった。

タ 「おやぁ~こんな昼下がりに真桜ちゃんの部屋に訪ねてくる奴がいるなんて・・・もしかして彼氏からのデートのお誘いかなぁ?」

 ニヤニヤと笑みを浮かべるタマゴに慌てて首を横に振る。

真 「ちちちち違いますよっっっ! 彼氏なんていません>< 私【タマゴさんにみたいに】モテないですよぉ~」
タ 「・・・・・・」

誰


 真桜ちゃんの言葉になぜかガックリと肩を落とすタマゴに首を傾げつつ、席を立つ。
 ドアを開けたそこに立っていたのは、

使 「真桜殿ですね? タベラ枢機卿からお呼びがかかっております」

 まさに予想もしていない人物・・・王宮から呼び出しを告げる使者であった。


                                       続く
 

★押してくれると嬉しいな★


スポンサーサイト

● COMMENT ●

おおーっ!

なんとタイトルほいほいっ!w
続き楽しみにしてます^^

すでに完成イメージはあるものの、基本ノリだけで書いているので結末は自分でも判らないこの企画ww 決して表舞台に立つことのない真桜ちゃんの陰の頑張りをみんなに知ってもらおうと思ってますww


管理者にだけ表示を許可する

★ 論戦イベント告知、だゾ ★ «  | BLOG TOP |  » ★ 小さなお嫁さん、だゾ ★

プロフィール

タマゴ

Author:タマゴ
活動場所 B鯖 ヴェネチア
所属商会 ★たまご倶楽部★

冒険&収奪メインで航海中。最近は出番がめっきり少なくなってますww

最新記事

最新コメント

FC2ブログランキング

★ 押してくれると嬉しいな ★

FC2Blog Ranking

カテゴリ

未分類 (564)
こばと劇場 (692)
愉快な仲間達 (8)
★真桜日記★ (46)
寸劇 (21)
沈没船 (16)
動画 (3)
★聖地巡礼★ (25)
企画モノ (9)
★こば模擬★ (1)
★マル秘ノート★ (19)
★ナポリ陸戦練習会★ (1)
★ PT勝ち抜き戦 仕様 ★ (1)
★大海戦★ (13)
こみP (22)

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター