2014-05

★ 真桜ちゃんの日常Ⅴ だゾ ★ - 2014.05.24 Sat


今日も今日とて……。


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 真桜ちゃんが王宮に付いた時、タベラ枢機卿も宮廷鍛冶師長もガーネットもすでに謁見の間にて待機していた。

真 「あの・・・本当にすいません・・・」
ガ 「貴様・・・今日がどれだけ特別な日か判っているのか!」

 振り向き苛立たしげにそう吐き捨てたガーネットは、真桜ちゃんの姿に一瞬驚いた表情を見せ、それからすぐに怪訝な視線を向けた。

ガ 「なんだお前・・・? 人殺しでもしてきたか?」
真 「あの・・・いえ・・・これはちょっと・・・」

 ガーネットの言葉に真桜ちゃんは恥ずかしそうに俯いた。
 汗と血で汚れた姿からそう思われても仕方ない。が、着替えに戻る時間もなく、結局非礼は承知でこのまま来てしまった。

枢 「まぁ、何があったかは知らぬが双方揃ったのならさっそく始めようではないか。まずはガーネットの用意したモノを見せてもらおうか」
ガ 「承知しました」

 頷き、ガーネットがそばに置いてあった桐の箱を開ける。そこに入っていたのは一振りの剣であった。剣を受け取った師長が装飾の施された鞘から刀身を抜き、その場にいた者すべてが息をのんだ。
 その極限にまで鍛錬された刀身は、伝説の名剣と言われるエクスカリバーにも匹敵するのではないかという輝きを放っている。おそらく三日三晩休むことなく、ただの一度のミスも許されない極限の鍛錬を続けてきたのだろう。それだけでガーネットがこの勝負に賭ける意気込みを感じさせた。

枢 「素晴らしい・・・素晴らしい出来栄えだ」
ガ 「お褒めに預かり光栄です」

 そういって振り返ったガーネットが、勝利を確信した笑みを真桜ちゃんに向けた。

42.jpg


枢 「それでは真桜よ。次はそなたの番だ」
真 「は、はい!」

 枢機卿に促され、真桜ちゃんが用意したモノを差し出す。
 それは、真新しい鮮血の跡が残る、一本のダガーであった。


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